- のびのびとあそぶことを大切にしていると聞きますが、どのような教育をしていますか
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かわはらいづみ幼稚園の子は、のびのびしていて優しい、また自分で考えられる力を持っている、人の話がよく聞けると言われます。それは本園があそびを大切にしているからではないでしょうか。
のびのびあそぶことは幼児が生きていく上でとても居心地がよく、好奇心や探究心を持って主体的にあそぶ力が育っている状態と言えます。
本園の教師は子どもが何を求めているのか、どのようなあそびをしたいのか常に考え、教材を用意し環境を設定し、日々の保育を展開させていきます。今日の子どもたちのあそびの様子を見て、明日以降の保育を再構築していく幼稚園です。
- 3歳になったら幼稚園へと言いますが、それはなぜですか
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3歳は自立心が芽生え、乳児期から幼児期への扉を開ける大切な時期です。
自分で考え、なぜだろうと疑問を持ち、知りたい、やってみたいという知的好奇心が育っていきます。また、一人あそびからお友だちとあそぶ楽しさを味わい、社会性やコミュニケーション能力が育つ時期でもあります。このような能力は非認知能力と言われ、「○○が何回できた」「文字が書けるようになった」という目に見える認知能力とは違い、「○○が何回できるようになるには何が必要だろう」「おてがみを書きたいがどうしたらいいだろう」と成果を上げるために自分で考え伸びていこうとする、数値化するのが困難な能力のことです。3歳になったら幼稚園へと言われるゆえんは、子どもが大人になり社会生活を送り続けるうえで重要なこの見えない能力を養うのに最適な時期だからです。一方で教師は子どもたちの「やりたい」に最良の環境を提供し、どんな指導が必要かを見極める力が必要です。かわはらいづみ幼稚園では子どもたちの個やクラス、学年や全体など教育活動内容に応じたきめ細やかな指導を連続した保育の中で行っています。
教師の働きかけや集団において育つ思いやりや敬意、自己抑制や忍耐力、自尊心など様々な非認知能力と○○ができたという認知能力との相互作用によって思考力が高まり、社会に出てからも重要な「生きる力」が養われるようカリキュラムを組み、支援しています。
- 食育に関してどのような取り組みをしていますか
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「食育」とは、食べ物や食事に関する知識を学び、食への興味関心を育むことで、子どもたちが一生を通して健康的な食生活を送れるようにするための教育です。
かわはらいづみ幼稚園は静岡市で一番最初に自園給食を実施した幼稚園で、早くから「食育」を大切にし、楽しい雰囲気の中で子どもたちが健全な心と身体を養っていく取り組みをしています。
当番活動や和気あいあいとした給食の時間の他にも、野菜の成育や収穫したものでクッキングをするなど様々な食に関する活動が保育の中に盛り込まれています。
- 幼稚園に入園希望ですが共働きなので心配です
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おっしゃるとおり幼稚園は「満三歳から小学校就学までの幼児が、1日に4時間程度の教育を受けるところ」と定義されているいわば学校であり、お子さんをお預かりするだけの場所ではありません。
しかし昨今の情勢からも分かるよう女性の社会進出も著しく、共働き世帯も増えています。本園では共働きのご家庭からも安心して通園できるよう、保育時間前の8:00からと保育時間後18:00までの預かり保育を実施しています。また夏休みなどの長期休業中も8:00~18:00まで希望するお子さんをお預かりします。
年度初めに、年間行事計画予定表を配布しますので、参観会や行事に合わせて早めに計画を立てることもできます。
- キッズクラブとは何ですか
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本課終了後からたっぷり90分間、自分の好きなことをさらに掘り下げて楽しむキッズクラブは令和3年度からスタートし、皆さんから好評を頂いています。各専門分野の講師陣からレクチャーを受け、本園オリジナルのカリキュラムで展開しています。本課では味わうことのできない、さらに一歩踏み込んだ体験が待っています。
年少さんは幼稚園に慣れてきた9月から入会いただけます。複数のクラブに所属することも可能で、どの子も興味関心の幅をさらに広げています。預かり保育と併用することで長時間保育にも対応させていただきます。